dfshop

2018/04/20 22:51


認知症の人と家族のためのオンラインストアdfshopでは、
新しい商品カテゴリー「認知症の人の働く場づくり」を追加しました。


トップバッターとして登場するのは、富士宮市の木工房「いつでもゆめを」の商品です。




この工房は、認知症の人を主要メンバーとして雇用している日本でも先駆的な会社です。
公的支援も受けず、就労継続支援施設やデイサービスでもない有限会社として、
商品の売り上げのみで経営されています。


介護事業所を運営する傍、木工房を5年前に立ち上げた社長の稲葉 修さんは、
働く意欲もあり気力もある認知症の人の活躍の機会を探していました。


木工製品の自社加工を思いついた稲葉さんは、
「社会のニーズがあるものを、認知症の人と一緒に作る仕組みにして販売できれば、
 結果的に、認知症の人の働く場が増える」と考え創業。

この5年で社員も少しずつ増え、給与は最低賃金を超える時給1000円が支払われています。


ある社員の人は、
「ここは一度あきらめた人生の、夢と希望の場所。みんなで仕事をしていると元気になる」と
働く喜びについて語っていました。




木工房いつでもゆめを」では、受注生産で商品を製造します。
注文を受けてから、木材の加工、やすりがけやニス塗りなど作業を分担して、
手触りのよい、なめらかな商品に仕上げていきます。


その行程の一部を担当する、佐野光孝さんと明美さんご夫婦。
週に2回、夫婦で通い、絶妙なコンビネーションで仕事を進めます。



写真:夫婦で一緒に作業する佐野光孝さん(手前)、明美さん(奥)ご夫婦


佐野さんが木工房と出会ったのは、
認知症になっても地域に貢献したいという意志の強さにありました。

地元の観光ボランティアが終了して出かける先がなくなった時、
できれば働きたいと仕事先を探していたところ、
木工房の仕事を知り、再び働くことができるようになったのです。


そんな佐野さんが仕事の喜びを感じるのは、納品のときと教えてくれました。
納品のために介護施設へ同行すると、受け取った人の言葉や表情が伝わり、働く喜びを感じるそうです。
”地域の人に喜んでもらいたい” 自分たちが作ったものを届けた瞬間に、その達成感が得られます。


木工房「いつでもゆめを」は、
社名のごとく、「いつでもゆめを」みていたいという働く希望がつまった、社会とつながる場です。




木工房のみなさんの現在の目標は、
木でできた車いす用体重計を500台販売すること。


この体重計は、 5年前の会社設立から現在まで、全国で250台を販売したヒット商品です。
その夢を達成したら、みんなでハワイ旅行に行く! それが工房みんなの夢


販路拡大が、認知症の人の仕事の増加につながります。
「全国の多くの方に商品を紹介したいが、販路がなかなか広がらない」と課題を伺い、
この度、dfshopでも紹介できることになりました。



最初にご紹介するのは、オリジナル商品の中でも特に人気の3商品です。


《 dfshop販売商品 》
1、
木でできた車いす用体重計

2、富士山テーブル

3、流しそうめん台


写真:木工房社員のみなさんと稲葉社長(右から2番目)とdfshopスタッフ(両端)


木工房「いつでもゆめを」の商品は、作りがしっかりしていて長持ちすると、
介護施設やカフェなど人が多くが集まる場所から、ご家庭まで好評です。

今後も、木工房「いつでもゆめを」の商品を紹介します!


これからもdfshopでは、認知症の人や家族の人の暮らしが便利になるグッズや、
認知症の人の仕事につながる商品を販売していきます。